2022.12.07
スウェーデンの鉱山で稼働開始
スカニアの電動大型ダンプカー
スウェーデン北部のマルムベリエットにあるLKAB鉱山では、このほど、スカニア製電動大型ダンプカーの運用が始まりました。スカニア社にとって、顧客に密着した今回の進展は、要求の厳しい地下鉱山環境で完全電動貨物自動車を試験・運用する好機です。
この電動大型ダンプカーは副産物を輸送するもので、荷重を含む総重量は49トン。このクラスとしては、鉱業界初の運用となります。
スカニアとLKAB(ルオッサヴァーラ=キルナヴァーラ)の両社が事業展開する業界は現在、高いレベルの持続可能性を実現するために大きな変化を遂げようとしています。経営基盤の安定した両社が、LKABの鉱山で電動車を運用するために手を結び、鉱業の将来と持続可能な輸送に向けて一歩を踏み出しました。
LKAB社は、世界で最も持続可能な鉱業会社になることを目指しています。安全で生産性が高く、炭素を排出しない鉄鋼業への道は、鉱山の鉄鉱石から始まり、現在では輸送も含むまでに拡大しています。
【英文記事】Scania’s electric heavy tipper in Swedish mine | Scania Group (SCANIA Global website/ English)